13年ぶりのスーパーブルームーン。1回目の満月は、地球に最も接近した。

スーパームーンの夜、静かに瞑黙していると、昔見た不思議な夢の話が思い出されてきた。


満月の引力は強力で、人間の精神性やバイオリズムに変調を与え高揚させる。意識のチューニングが、普段と微妙に違っていたのかも知れない。


鮮明に脳裏に刻まれた記憶は、自分がその夢の中で、一瞬のうちに物理宇宙の圏外に、放り出されたことだった。

夢の話|宇宙の根源ブラフマンへのカムバック

さよなら地球 | 磯彦 画

今は昔、私はある時とても不思議な夢を見た。


夢とわからないぐらいリアルな夢で、そういうのを霊夢と言うのだろうか。


その夢の話だが、

私は明け方、川沿いの河川公園のようなところを一人で散歩していた。


日がまだ昇っておらず、空は晴れて、何やら金色と言おうか、あかね色とでも言おうか、とても鮮やかで美しい色彩の、爽やかな朝だっだ。


ふと、前方のベンチに目をやると、知人の能面彫り師の女性が、一人で座っていた。朝日が昇るのを待っているようだった。


私はあまり言葉を交わさず、その左隣に座った。彼女はいつものようにニコニコと、猫のような、満面の微笑みを浮かべながら、こちらを見ていた。


彼女はおもむろに自身の左手の平を、私の目の前に、ゆっくりと差し出した。


私は何も言わず、その左手の平に、吸い込まれるように、真っ直ぐに自分の顔をうずめた。


すると、


その瞬間! バンっ!

私は地球の外側に放り出された!


ものすごい速度で地球が小さく遠ざかり、ほかの星々や銀河も遠ざかっていった。


ゴーッ!というごう音とともに、真っ暗闇の虚空に突入したところで、目が醒めた。


はっ、


。。。。。。。



あまりのことに、醒めてもすぐには起き上がれなかった。


しばらく身体に波動と微振動の余韻が残っていた。この身体に戻ってこれたのが不思議なくらいだった。

これが、宇宙の根源ブラフマンへとカムバックした、私の最初の体験となった。相対世界の時空間を超え、事象の地平面をも突き抜けてしまった。


それは、それは、強烈だった。

存在生命|覚者の恩寵とバイブレーション

月と雨 | 磯彦 画


若い頃、私の友人が介添えして、とある人物に会わせてくれた。


私は何も知らず、ただついて行っただけなのだが、何やらアメリカに1万坪の広さのコミューンを持っていて、滅多に面会出来ない大先生なのだそうだ。


その人物とは、光速瞑想という類い希な瞑想技法を編み出して、この物理宇宙から意識を超越させ、宇宙の根源ブラフマンに到達したという、内垣日親氏という霊覚者だった。


ブラフマンとは、約五千年程前のインドのヴェーダンタ思想説かれる宇宙の最高原理のことを指す。

内垣先生は、何も予備知識の持ち合わせが無い若輩の私に対し、ドイツの哲学者ハイデッガーの存在生命について、持論を説明し始めた。


物体だけで無く、空間も色彩も何もかもが、生命を持っているということ。それに気づいて、より深い位相の存在生命を、鋭敏に感じることこそが、宇宙の核心に迫る要点でもあるようだった。


『生きてる!』

『生きてる!』

『わかりましたね、全て生きてる!』

と熱意を込めて語られた。


相づちも打てないぐらい無智で、反応の薄い私に、熱心に宇宙の最高原理を伝えようと話して下さった。そしてこのテーマは、多くのお弟子さん達にも講話されていたようだ。


この時、半分以上意味のわからなかった私は、内容よりも大切なことを経験した。


つまり気づいたら、覚者の恩寵とバイブレーションを大量に浴びていたということだ。そしていつの間にか、意識の核に直接揺さぶりをかけられていたのだ。


2012年8月に逝去された、内垣日親氏との邂逅は、この一度っきりとなったが、私自身の自己探求の黎明期に、独りきりで道を歩むきっかけを与えられ、影響を受けたことには相違なく、今も感謝している。


それで、あのような夢を見たのだろう。

宇宙の果てにあるものの正体

【全てのはじまり】宇宙の果てにあるものの正体|解明・宇宙の仕組み (ディスカバリーチャンネル)|宇宙はどこまでも果てしなく続いているという。星も銀河も無限に拡がっている。しかし無限のものなど存在するのだろうか。私たちの脳は、無限という概念を受け止めるのには適していない……

科学の分野では、宇宙はどれくらいの大きさなのか、それは根源的な問いだ。宇宙がどこまで拡がっているのかを知るためには、まず宇宙の形を知らなければならない。そのためには、宇宙の曲率(曲がり具合)を調べる必要があるという。もし曲率がプラスの値だったら、その宇宙は閉じており果てがある。もし曲率がゼロだったら、その宇宙は平坦で無限に拡がっているという。バリオン音響振動(ビックバンの残光が等間隔に刻まれたさざ波)という宇宙の物差しを使って調べてみると、宇宙はほぼ平坦だということがわかっているそうだ。


科学的なアプローチが、いつか宇宙の根源を解き明かしてくれる日が、訪れるだろうか。



小宇宙である自分自身を解明し、宇宙の神秘に感動し、謎を解いてきた五千年前のヴェーダの詩人たちは、行き詰まった後生の私たち人類に、とてつもなく素晴らしいヒントと可能性を残してくれた。


汝自身の本質に目覚め、自己の内側にそれを発見せよ!


そして、この相対世界における、究極の旅の終わりに、


ブラフマンに合一せよ!



身近な自然から気づいた事

宇宙の根源ブラフマンへのカムバック

今は昔、夢の中で、私は地球の外側に放り出された!

ゴーッ!というごう音とともに、虚空に突入した。すべては、真っ暗闇だった。

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