雪や霜に耐えて新芽を息吹出した不断草(ふだんそう)。

田舎の家では、2月半ば一旦気温が20℃程と高くなって、いくらか植物の新芽が出てきた。日本鹿や小動物たちの活動もやや活発になりだした。とは言え、寒の戻りでまだまだ寒い日が続く。私たちのささやかな畑でも、冬の寒さに耐えていた自然栽培の野菜たちが少しずつ芽を吹きだした。


今年こそ、もっとたくさんの種子を蒔いて、野菜や植物たちが共生できる環境を創出してみたい。小さくても良いから、花も昆虫もみんなが幸せを分かち合える場所になってくれれば、いいなあ。

不断草(ふだんそう)

寒暑に耐えて、うちの畑にもだいぶ定着しだしてきた。

姫立金花(ヒメリュウキンカ)

どこからやって来たのか、イギリス・ヨーロッパ原産の姫立金花(ヒメリュウキンカ)。

キンポウゲ科キンポウゲ属帰化植物姫立金花(ヒメリュウキンカ)が花を咲かせ、少し幅をきかせて来た。春先に黄色は華やかで今まであまり構わなかったが、畑の一角でもでこれ以上増えるとまずいかも。


姫立金花(ヒメリュウキンカ)は非常に丈夫な植物で、世界中の愛好家に親しまれている。観賞用には良いが、毒性があり、誤食した場合は、吐き気・嘔吐・ けいれん・麻痺などの症状が発生する場合があるそうだ。


食するのは絶対にNG!


世界第四の農法|協生農法の可能性とは

2023/12/03「協生農法」の可能性とは|TBS NEWS DIG| 農薬・肥料使わず、土も耕さない、多様な作物を育てる、日本生まれの『協生農法』が脚光を浴びだした。色々な果樹や野菜の種や苗を同じ畑に植え、自然に近い生態系を作り上げてしまう農法である。生物多様性が豊かになると、様々な生態系機能が向上する。

昨年暮れに一般メディアで『協生農法』が取り上げられた。報道特集でTV放映され話題となった。『協生農法』とは他に類例の無い『世界第四の農法』であり、「既存農法」「有機農法」「自然農法」そして『協生農法』だそうだ。とてもよくまとめられた番組であり初心者にはわかりやすかったが、意見やコメントは賛否両論だったらしく、絶賛される反面、否定的な批判のコメントも多かったようだ。しかし、一般的な理解と実際との間にはかなり開きがあるようにも思える。


『協生農法』実践者であり創始者の桜自然塾・大塚隆史氏(ムーさん)と、それを科学的に検証し『協生農法』の名付け親となったソニーコンピュータサイエンス研究所物理学博士・船橋真俊氏によって開発され世に出されたものだそうだ。現在、食料生産のために必要な近代農業における資源消費により、地球上の自然循環サイクルは機能不全に陥り、生態環境を破壊しかねない危機的な状況にまで差し迫ってきている。


『協生農法』の可能性は、環境の生態系機能を向上させ、生物多様性を破壊し続ける世界を変えられるところにある。この福音を、もしパーフェクトに実践出来なかったとしても、今の生き方の問題点や過ちに気づき、人類意識を変革する何らかのきっかけにはなるはずだ。


『協生農法』が素晴らしいところは、無耕起(耕さない)、無施肥(自然の供給物と灌水のみによる栽培)、無農薬、種子と苗以外は一切持ち込まないという条件下で、あまり農地に向いてなさそうな場所でも、大きな生命エネルギーを発揮できることだ。また、自然農やパーマカルチャーとの大きな違いは、生産性・収益性が抜群に高いところだという。


私たちも、これまでの下地があったからこそ、鋭敏に反応し関心が持てたのかもしれない。

是非参考にさせていただき、私たちの小さな畑で、少しでも実践してみたいと思う。


協生農法実践マニュアル 2016年版

協生農法実践マニュアル 解説動画  すずなり農園



身近な自然から気づいた事

環境再生型農業 01|協生農法の可能性とは

今年こそ、もっとたくさんの種子を蒔いて、野菜や植物たちが共生できる環境を創出してみたい。

花も昆虫もみんなが幸せを分かち合える場所になってくれれば、いいなあ。

『協生農法』の可能性は、環境の生態系機能を向上させ、生物多様性を破壊し続ける世界を変えられるところにある。

少しでも実践してみたいと思う。

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